z/Linux上において、z/VM Underにおいては該当DASDをアタッチするだけなので問題は顕在化しませんがLPAR環境において、すべてのデバイス、IOCDSでプロテクトをか けない場合はz/Linuxはブート時の全部のデバイスをSENSEしに行きます。
IOCDSでプロテクトをかければ問題は顕在化しませんがそうでない場合はSLESではWaitng for deviceがタイムアウトし、Linuxがブートできません。

その場合の回避方法ですが、
zipl.conf内に、cio_ignoreオプションでセンスするデバイスを限定することで以上の問題を回避できます。
例文として、
cio_ignore=all,!1000-1005
この場合はすべてセンスしない、1000-1005デバイスは例外的にセンスするという意味になります。

ただしRHEL5,RHEL6においては初期導入時にzipl.confに組み込まれているためこの問題は顕在化しません。

cio_ignoreでセンスを限定して、ブート後にデバイスを追加したい場合はechoで動的に追加することも可能です。