次回のz/OSはいよいよV2となり、2年サイクルでの出荷となりました。
次はz/OSV1R14だーと大騒ぎしてたのですが、このようになったようです。

http://www-06.ibm.com/jp/domino02/NewAIS/aisextr.nsf/ByLetterNo/LSW12004

変更点ガイド

http://www-06.ibm.com/software/jp/zseries/events/migration-synthesis-seminar_2012/download/pdf/05.pdf

W/Wで見たz/OSユーザーは積極的にVersion UPを行っていますが、日本ではサポート切れという後ろ向きな理由でVersion UPを行う例が多いと感じます。しかもあんまり新機能を使うというより昔の機能を使い続けるユーザーが多いように感じます。

個人的にはそうとう便利になったものだと感じます。
ただ、z/OS(MVS)を習得するにはやはりハードルが今でも高いのは事実です。膨大なマニュアルなどを読まなくてはいけません。
私の場合は、英語の書籍などを参考にしました。

いまや、IBMメインフレームはz/OS,z/VM,z/VSE,z/TPF,z/Linuxと動きます。
私のところでは、z/OS,z/VM,z/Linuxの3種類のOSを動かして管理をしています。

z/LinuxでQEMUを使うとWindowsまで動いてしまうという・・・。

z/OSだけでも相当膨大な知識が必要ですが、これにz/Linux,z/VMが加わるととても一人では難しいかなと思います。

10数年前であればMVSさえ知ってればよかったのですが、今はそうは行かないですね。

個人的にはMVS経験者がz/Linuxをやる分にはあんまりハードルが高くないと感じますが、逆はかなり難しいと感じます。
私はMVSから入ってラッキーだったかも知れません。