DB2 V10 for z/OSの導入と動作検証を行いました。
導入はCBPDOで導入しました。
実際に導入のために必要なスキルは以下の通り。
SMP/E
DFSMS
DB2
RACF
くらいでしょうか?

DB2は導入はSMP/EでRECEIVE/APPLY/ACCEPTを行います。
実際に動作検証を行うにはDB2サブシステムを1つ作る必要があります。
サーバー系でいうところのインスタンスにあたるところです。

DB2 V10は大幅に変わっています。
まずは、システムカタログDBの入れ物である、LINEAR VSAMが拡張VSAMが必須になったこと。
(TABLESPACE)
これはDFSMSでACSルーチンを作成し、DATACLASS/STORAGECLASS/STORAGEGROUPを定義する必要があります。これはユーザーのDBも同じです。
ZPARMも項目が増えているもの、なくなっているものとあります。
あとはかなりロードモジュールとメモリーを2GUpperに配置するようになったことなど。

RACFとの連携も強化されています。V9よりRACFの検査が厳密になったようです。
いくつかRACFPROFILEを作成して、PERMITしないとバッチでのSQL処理やUTILITY実行が行えません。

マイグレーションはさぞ大変だと思われます。

今回はz/OSR12で動作検証を行いました。

かなり苦戦はしましたが・・・。