最近z/OS触っている方ならご存知でしょう。

z/OS(MVS)の中にUNIXが存在していることを。
しかもTelnetでつなげるという・・・。

割と前からあり、OpenMVSとも言われていました。最近は、Unix System Serviceとも呼ばれます。
z/LinuxでJavaが動くのは当たり前ですが、z/OSでもJavaが動きます。
ご丁寧にSDKまで用意されている。もちろんタダ。

これらはすべて、USS上で稼働します。

いわゆる、Unixでいうところのプロセスにあたる部分が、z/OS(MVS)の1アドレス空間して稼働します。
WASもこの仕掛けで動きます。

最近は導入とかもDVD、PTFもインターネットで入手できますが、これらはすべて、USS上のファイルシステムにおいて処理を行います。
ご丁寧にXMLをパースして適用するという・・・。
Javaがないと何もできなくなってしまいました。

この辺の領域になってくると国産メインフレームは太刀打ちできないですね・・・。

W/Wではこの辺あたりがかなり使われているようですが、日本ではやはり旧来のイメージが非常に強いですね。
COBOL/アセンブラ/3270の画面。この辺のイメージでしょうか?
Linuxが動いて、Javaが動いて、動かないのはWindowsくらいでしょうか?
z/LinuxだともちろんOracleも動きます。ご丁寧にRACまで組めます。

途中で放置してますが、Bochsというx86エミュレーターもコンパイルして移植するとかろうじて動きます。
FreeDOSは動きました。WindowsXPあたりになると、ちょっと厳しかったかな・・。

日本でももう少しメインフレームのイメージが変わるといいなと思います。