よく知られている特徴の一つで凸凹というのがあります。
得意不得意の差が激しいという特徴です。
私の場合、よく例でお話ししているのが中学校の時の成績のお話をします。
私はもろ団塊ジュニア世代で中学校もマンモス校。1学年450人くらいでした。
試験の成績を見ると、この450人中で音楽や社会科は学年ほぼ一桁の成績、逆に理科や国語といった科目は下から一桁みたいな感じで全てを平均すると真ん中くらいになるというような感じです。
苦手なことに関しては健常者の数倍もしくは数十倍の時間とトレーニングを重ねないと平均レベルにならないという経験をしています。
気合いと根性で克服!としているうちに心を壊してしまう可能性が高いです。
できないことを思い詰めるという悪循環に陥る可能性が高いです。

逆に得意なことに関してはガンガンやっていけます。
それはそれでいいことだし、今では個性だよ!と言われることもありますが、日本の場合はどちらかというと満遍なくそれなりにできる方が評価されてしまい、かつ減点主義という風潮が少し前まではあり、そうなるとこの特性は非常に不利です。
あんまりにもマニアックなことを発表し続けた結果、USにあるIBMコミュニティーにメンバースポットライトのコーナーに掲載されてしまったり・・。

destinationz.org

在籍していた会社で以下の内容でプチ論文を書いたら入選してしまったりとか・・。

www.slideshare.net

とにかく両極端。笑

当事者を持つ親御さんにアドバイスするとしたら、得意分野を見つけ出してあげてそこに特化して伸ばしていくアプローチをおすすめしたいと思います。
理想はそれを活かせる職業につけるように繋げていけるのがベストかと思います。
無理に苦手なことをやらせると二次障害(鬱や双極性障害など)を発症させてしまう可能性も高いので、とにかく得意分野に特化するというのが現実的な生き方なのかな・・というのが結論です。